腕時計のベルト交換させていただきました / 過去オーダー事例FOSSIL時計革ベルト
2021/10/08
腕時計のベルト交換をご依頼いただきました
過去オーダーメイド事例
過去に製作させていただいた
オーダーメイド受注のご紹介です!
今回の事例は、
「FOSSILのメンズ腕時計のベルト部分を新しくしたい」
というオーダーメイドのご要望です
買ってから1年以上使用していると
時計の革ベルトって、
肌に直接触れる上に
手を洗った際などにぬれたりと
意外と過酷な運命にある。
革のベルト部分が汚れてきたり
経年変化以上に劣化してしまったり
経験がある方は多いのではないかと思います。
ベルトの交換なんか自分でできないし
後回しにして箪笥の肥やしになる。
やむを得ず手放したり…
今回は、
”デザインを変えてみたい”
という、やむを得なくない事例ですw
先にビフォーアフターの写真を載せました。
革が好きなお客様
”革と言えばこの色”といったような
キャメルのヌメ革のベルトが付いたデザインを購入
ただ、お客様の普段の服装などには少し明るすぎたようで
確かに白黒のコーデには少し目立ちます
オーダーメイドは初めてだったようですが
過去にTEAM ORAを知ってくれていて
SNSでオーダーメイドなども受けていることで
今回工房にて革を実際に見たりしました。
シンプルなコーデが多いことから
高級感を持たせて、
黒系や茶色でも暗めの色で合わせることに
選んだ革は、
Mellisa(メリッサ)のネイビー
メリッサはヌメ革を元にしたブライドルレザー
というカテゴリーに当てはまる革
(とりあえず手の込んだきれいな光沢が特徴の高級革)
で、
縫い目もネイビーで目立ち過ぎないように。
このネイビーの革はかなり暗い青色で
日の光に当たると鮮やかな青に発色して
室内などではほぼ黒色に発色する
ちょっと珍しい革。
モノクロの服にも目立ち過ぎずまとまりやすい
下の写真は元々の革ベルト
これを外している所。
時計のベルトはベルト部分と盤面(本体)を
ピンのようなもので止まってます
それを外して、
新しくお客さんのサイズで時計のサイズに合うように
革のベルト部分を上下製作していきます。
今回、
ベルトの金具部分と、サルカン
(止めたときに余るベルトを差し込む輪っか)
は元々のものをそのまま使いました。
金具に関しては材料費削減になるのでおすすめです
そうして新しいものを
もちろん手縫いで仕上げていき、
本体に組み合わせて
今回のオーダーメイド完了。
金具を再利用したり、
革を自分好みに選んだり、
オーダーメイドならではですね。
コーディネートまで一緒に悩んだりする人は
あまりいないかもしれません
ほかの革職人さんに相談しに行くならは慎重に。w
TEAM ORAならどんとわがままききます
時計の革ベルトは
メンズ、レディースともにいつでもお受けしております
金具を再利用したりすれば、
オーダーメイド製作料など含めて1万円以下になることもあります
眠ってしまっているものがあればぜひお問い合わせください
金属から革ベルトに変更もできるものももちろんあります
SNSなどからでも気軽にお声掛けください
最後まで読んでいただきありがとうございます!
また良ければ来てください♪
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